日本語をこねくり回す。映画や音楽にケチをつける。変なものを変だと言う。変じゃないものにも変なこと言う。カテゴライズするのは結構だが、複数のかけ離れたジャンルを少しずつかじるような人の立場は。

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<!>ここでは過去の日付に新しい記事が追加されることが少なからず、というかかなり頻繁にあるので、暇な人は「新着」に騙されないように掘り返してみてね。
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~たり、~たり

…秤にかける気はない。確かに、突然わけも分からず暴れだしたり、手に負えない部分は多々ある。それでも、一緒に街を歩いたり、SRで風を切るその瞬間は、すべての懸念から私を解放し、まあいいか、と思わせるのに十分な魅力を持っている。麻痺していると言ったほうがいいかもしれない。悪い薬のようだ。…

上の文章は、すしる著の小説の一節である。と言いたいところだが、一節じゃなくて全文である。それはいいとして、これを「Microsoft(R) Word 2002」で打ち込むと、

…秤にかける気はない。確かに、突然わけも分からず暴れだしたり、手に負えない部分は多々ある。それでも、一緒に街を歩いたり、SRで風を切るその瞬間は、すべての懸念から私を解放し、まあいいか、と思わせるのに十分な魅力を持っている。麻痺していると言ったほうがいいかもしれない。悪い薬のようだ。…

となります(スタイルシートで波線の下線が出せないんですけど本当は波線。緑の波線は自動文章校正機能において文法ミスの可能性を指摘するもの)。当該部分が文法エラーである理由は、“「~たり」は繰り返して使います”だそうだ。そこで、「たり」を調べると、

[接助](略)
1
(1) 動作や状態を並列して述べる。「泣い―笑っ―する」「とんだり跳ね―する」
(2) 反対の意味の語を二つ並べて、その動作・状態が交互に行われることを表す。「暑かっ―寒かっ―の異常な陽気」「足を上げ―下げ―する運動」
2 (副助詞的に用いられ)同種の事柄の中からある動作・状態を例示して、他の場合を類推させる意を表す。「車にひかれ―したらたいへんだ」
[補説] (略)1 は、並立助詞として扱われる場合もあるが、近世後期からはあとのほうを省略して「…たり…」の形をとる場合もみられる
Yahoo!辞書(大辞泉)より)

ということです。Wordの文章校正は近世後期以前の産物か。つーか上の例の片方はそもそも大辞泉でいうところの2の用法だし。

自動文章校正による詳しい解説を見ると、「2つめの「たり」を省いた用法も一般化しつつありますが、「~たり、~たり」としたほうが、より正式な日本語であると考えられます。」とのこと。「より正式」って一体。

--


ネットでスタイルシートの解説をしているページを検索したが、多くのページで「"dashed"属性は波線を表示します」と書いてあった。実際は点線注の注なのだが、これってもしかして「破線」の誤植なんじゃないだろうか。

注の注
"dotted"は、文字通り点を並べた「点線」、"dashed"は、線を細かく刻んだ、文字通りの「破線」が表示されるようだ。

2005/07/03(日)| 日本語| トラ(0) | コメ(0)
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