日本語をこねくり回す。映画や音楽にケチをつける。変なものを変だと言う。変じゃないものにも変なこと言う。カテゴライズするのは結構だが、複数のかけ離れたジャンルを少しずつかじるような人の立場は。

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ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT/The Fast and the Furious: Tokyo Drift(2006、米)

このシリーズの作品は全く観たことがなく、突然コレを観たので、シリーズとしての流れは全く知りません。実に私のステレオタイプ的アメリカ人的な発想の映画だなと思った。「とりあえずV8載っけとけばOK」みたいなのが根底にある。主人公のショーンも、当初は「デカけりゃいいと思ってる」男だったし。

1967年式マスタングのスペックはあんまりわかりませんが、NISSANのエンジン(WikipediaによるとRB26DETTらしい)をうまく載せたとして、足回りはどうなの?仮に、駆動系は当然としてステアリングギアボックスからサスペンションアームに至るまで全部換装したとしても、トレッド・ホイールベース等のディメンションの影響は?大柄なボディの重量は(総重量はあまり変わらないみたいだしボディのみで比べると逆に軽い可能性もあるかも)?速度域からして空力は関係ないとしても、重心は?何よりボディ剛性は?短時間のうちにマトモなマシンが完成するとは到底思えん。実際撮影に使用された車両はどうなんだろう。撮影で走ってるからにはちゃんと戦闘力のあるマシンに仕上がってるんだろうけど、どっちの車種がどのへんまで活かされてるんだろう。まあ細かいことはいいとして、ガワとエンジンを切り離して考えてるその発想そのものが、アメリカ人的だなと。

そう考えると、ガワはマスタングであっても、アメリカの誇りであるV8(OHVかな?現行マスタングはSOHCみたいだけど)を捨てて(捨てたんじゃなくて無かったから仕方なくなんだけど)、国産エンジンで勝負に行くというのは、『赤羽がんこモータース 3』(田中むねよし、小学館、2009)の第19話、「アメリカの行く道」ともリンクして、なんとも感慨深いものだ。そんなふうに、ちょっと切ない思いに浸っていると、最後の最後に正真正銘のV8(だと思う)のサウンドが聞けて、アメリカ人的には歓喜のうちに幕を閉じるという。実に気分の良い映画だ。

なんでランエボでドリフトしてるんだ(WikiによるとFRに改造しているらしい)とか、日本は韓国にとってのメキシコなのかとか、印象に残った点は色々ありましたが、きりがないので略。けど、日系俳優の日本語のセリフの「吹き替えです感」(DVDの場合)を何とかしてほしかった。別に『ガン・ホー』(1986、米)みたいな訛りまくりな感じでもよかったのに。あと、何でもかんでもクルマごと体当たりすりゃいいと思ってそうなあたりはさすがに日本人の私にはついていけません。NASCARじゃないんだから。

2010/01/03(日)| 映画| トラ(0) | コメ(0)
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