日本語をこねくり回す。映画や音楽にケチをつける。変なものを変だと言う。変じゃないものにも変なこと言う。カテゴライズするのは結構だが、複数のかけ離れたジャンルを少しずつかじるような人の立場は。

since apr.01,2005

 
<!>ここでは過去の日付に新しい記事が追加されることが少なからず、というかかなり頻繁にあるので、暇な人は「新着」に騙されないように掘り返してみてね。
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◆Goodspell/浅田祐介

Goodspell/浅田祐介
(フォーライフミュージックエンタテインメント、1998/02/21)★音楽―アルバム

●ビジュアル

ジャケットの絵は、実に趣味がよろしくない。なんつーか、シュールレアリスムからリアリティーを取り払うとこうなりますよみたいな(違うだろ)。まあ次作ではあらゆる面で逆のデザインになってるみたいだから、いいだろう(何が?と言ってはいけない)。裏を見ると、14+1もある曲(短~いトラック含む)のタイトルが、(おそらく)全部違うフォントで書いてある。で、その中に「八口一」って曲がある。ハチクチイチ?聴いてみれば「ハロー」だってことが解るが、あえてこんなバカなことするあたりには全く頭が下がる(それよりも、聴いてみるまでしばらく「ハチクチイチ」って何だろう?と悩んでいた自分に頭が下がる。バカ?)。

●歌詞
言っておくが私は彼の書く歌詞が好きではない。なんつーか、婦人誌に毎月1ページ連載を持っているような感じが。傷付いてないのに癒されようとしている感じ!みたいな。でもよくよく読んでみると結構面白いこと歌ってもいるような。ええ、実は、歌詞に関して思うことは大してないのだ、芸術点では特に。ただ、技術点ではいくつか気になるところが…。

でも それでいいさ 前に進もう Yeah 胸の高鳴りが終わらない前に…”ってのはどういう意味だろう。“前に進みさえすれば望み通り終わるはずの高鳴りが終わらなくなっちゃうから、そうならないうちに進もう。”か?それはかなりひねくれています。あ!“に進もう 胸の高鳴りが終わらないに…”ってことか!合点。

英語詞の「Circus」など、何て言ってるのかさっぱりわからないけど、はまってる。日本人アーティストでは稀だと思う。彼は英語に長けているのだろうか。でも…。たった今気付いたんだけど、「八口一」の歌詞に、"Hello tommorow, ~"って書いてある。これは致命的だ。元受験生はそういうとこにうるさいんですよ。

●音

何だかんだ言って、本当にいいを作り出す人だ。まあ、当時も今も、時代をリードしてる感は全くもってゼロではあるけど。“楽曲”じゃなくて、ちょっと“音”を聴いただけで引き込まれてしまう部分さえある。心地よく響く音色を知っているのだ。それがただのシンセオタクならまだしも、さらに色んな楽器をあやつるときた日には、こんなむかつくことはない。マルチアーティストっていうのはこういう人を言うんだぞ的な何かを感じる。声はさておき(嫌いじゃないけどさ)。そういえば、彼が編曲を手がけた某アーティストのベストアルバムでは、一辺倒なやり方に少し飽きたが、このアルバムでは割と幅を見せている。自分用に取ってあったの?いやな奴だなぁ。

●全体

以上から分かるように、寸分の隙もない、とてもよくできたアルバムだ。唯一の問題は、彼が「新しい言葉が欲しい、信じられなくてもうなずける何かが。」というキャッチを思い切り前面に打ち出している点である。どのくらい問題かというと、KAN『めずらしい人生』のオビに「一番大切な事は愛する人に愛されてるかどうかということだ」と書かれているのと同じくらいといえば解っていただけるだろうか。解るわけないね。
[2002年4月25日/2002年6月2日 改訂]

がんばってリバイズしましたが、元の出来が悪い文章は、どんなにいぢっても良くなりません。最初から書き直したほうがいいな。遠い将来に。
[2006年1月15日]

2002/06/02(日)| 音楽| トラ(0) | コメ(0)
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