日本語をこねくり回す。映画や音楽にケチをつける。変なものを変だと言う。変じゃないものにも変なこと言う。カテゴライズするのは結構だが、複数のかけ離れたジャンルを少しずつかじるような人の立場は。

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デモリションマン

デモリションマン/DEMOLITION MAN(1994、米)

スタローン作品は子供の頃からよく見た。この作品は、LDが中古でx00円まで値下がりしているのを見て、かわいそうになって購入。が、これはまあx00円の価値と言って良いだろう…。

ひとことで言うと、前提となっている設定が不明すぎて、ツッコミ所ばかりが目についてしまい、娯楽映画としての面白さやアクションの凄さなんかが消し飛んでしまっている。こんなデリケートな設定を安易に持ち込んではいけなかったんだきっと。地下社会でネズミバーガーを売ってたおばちゃんがスペイン語か何か(わからんけど)をしゃべってるのも、なんだかなぁ。

2010年に相当な規模の地震があったそうだが、そこからわずか22年で、犯罪も何もない完璧な世の中(でも、更正プログラムを脳に送り込むなんて芸当ができるのに、下品な言葉を撲滅せずに禁止だけしているあたり、やはり「完璧」に対する抵抗意識があったのだろうか。で、サン・アンゼルス市以外はどうなってるんだ?)を創り上げるとは、あの黒幕みたいな男は一体どんな魔法を使ったのだろう。ほんの2、30年前の武器や車が、博物館にしか残っていないなんて。映画が作られたのが1993年、わずか3年後の1996年に、あんな安易な方法で人間を冷凍保存するシステムが実用化されているのだから、まあ現実とは別軸と考えてもいいだろう。文明の「発展」速度が早いのか、時間の重みが違うのだきっと。

それはそうと、ハイテクな落書き機械を持っている割にどこか原始的な、広大な地下社会が真下にあって、たまに地上に出ては食べ物を略奪しているというのに、警察にはそれらに対抗する力が全く、微塵もないなんて。そんなこと言っても映画の設定なんだからしょうがないんだけど、でも「更正プログラムをいつ犯罪者に入力するのか」等、描いてほしかった、いや描くべきであった(けど描かれていない)部分は多い。多すぎる。

唯一の、そして大きな収穫は、劇中にシュワちゃんの名前が出てくる所。『ラスト・アクション・ヒーロー』へのお返し(どっちが先か知らないけど)みたいで温かい気分になった。見た甲斐があった。


ひとつ気になったところ。復帰直後のスパルタン刑事が同僚に挨拶した際、字幕では「健康に関するあいさつは なしよ」と注意されていたのだが、コンテクストから判断するに、身体を接触させる挨拶はしない、ってことじゃないのだろうか。“we are not used to physical contact greetings”(明らかに文法成り立ってないけど聞き取れないので許してね)って聞こえるのだけど。ちなみにLD版の字幕。

2003/11/29(土)| 映画| トラ(0) | コメ(0)
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